世田谷一家殺害事件「 誰一人諦めてない」元捜査幹部

世田谷一家殺害事件「誰一人諦めてない」元捜査幹部(2021年12月15日)

　東京・世田谷区の住宅で一家4人が殺害された事件から今月30日で21年となります。11年にわたって捜査に携わってきた元幹部は「現場の捜査員は今も誰一人諦めていない」と話しています。

　2000年12月30日、世田谷区で会社員の宮沢みきおさん一家4人が殺害されました。

　事件は未解決のままです。

　現在、警視庁東大和署で署長を務める野間俊一郎警視は、捜査一課でこれまでおよそ11年にわたって捜査に携わってきました。

　警視庁東大和署・野間俊一郎警視：「やはり事件に関わった者としてはこの事件のことを考えない時はないですね。何かにつけてやっぱり事件のことについては考えはしますし、なぜなんだろうというところは常に思っております」

　野間さんは来年の春で定年退職となりますが、犯人逮捕への思いは現場の捜査員たちに受け継がれています。

　警視庁東大和署・野間俊一郎警視：「後輩たちが結果を出してくれるということを信じている。まだ現場の捜査員は誰一人として解決に向けての捜査を諦めてはいません。どんなささいなことでも結構です。ひょっとしたら関係ないかなと思っても結構です。それが事件を大きく進展させる一歩につながると思っています。特別捜査本部の方までご連絡頂ければ助かります」

　事件解決につながる有力な情報を提供した人には、最大で2000万円の懸賞金が支払われます。
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp



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